1月某日光の国の賢者降誕祭を猫達と人形達があれやこれや話してた。
「そもそも大将はいくつになったんだ?年齢相応の贈り物したいが。」
「本人は永遠の17歳教幹部で歳取らないらしいけど、実年齢私達知らないのよね・・・。」
「デニとプキャが出会った頃にすでに幹部になってたからマジで知らない・・・。」
「カーシャン毎日顔変わるし、老化現象とは無縁の肌してるからマジで魔女だよね。」
「ちょい前に流行った美魔女って奴?なら影響出やすいコスメは避けるか・・・。」
「アンタら何話してんの?」
「正直に聞くけど大将いくつになるんだ?」
「実年齢?見た目年齢?それともボケてみる?」
「「「「全部」」」」
「うーん言ったこと無いこがほとんどだからあえて言うけど実年齢は37歳見た目年齢は察して。ボケるなら20回目の17歳の誕生日よ。」
「その容姿で37歳とかある意味詐欺レベル。」
「マスター、欲しいものある?」
「うーん当日に皆で記念撮影しよっか?これから毎年の恒例行事にして。」
「ケーキは?誕生日のごちそうは?」
「推しのケーキ屋さんで頼んであるし推しピザ屋さんに予約してるからなぁ・・・。」
「前に国産コーヒー美味しかったって言ってたよね?おこづかい集めて連名で買うのは?」
「うん、あれ美味しかった。」
「なら今から卸し問屋に行くからカフェエリーズの車をチャーターしておく。」
異次元ポケット持ちドール達が本人たちサイズの電話を始めた。
「よし、チャーターしたから猫達キャリーに入れ。」
「「イーヤー!!」」
「嫌々はお留守番だぞー?」
「何人かは受け取り待ちでで留守番だから行ける子で行ってきて。」
「未来とねずこ、ねこ代表はルシェで。お前達に任せた。」
「むんむん!!」
「はーい」
「ママ、リード付けて。」
「はいはい」
その日の夜
猫達と人形達と配偶者でピザを食べケーキ食べ記念撮影して降誕祭を無事終えた夜
眠りについた子達を眺めながら一人晩酌してるオクタヴィアと配偶者はほろ酔い気分で眠りについた。
この幸せが続きますように、そう願わなくてはいられないほど薄氷のうえで暮らしてるけどそれでも願わずにいられない
続く