私小説 第一話 生まれた家は鬼の家


まだまだ昭和が続き令和なんて想像も着かないと思われてた頃私は生まれた。

当時の目線だと何もない普通の家だと体感してたけど事実を並べるとなんといわゆる機能不全家庭で働いても働いても入手した金銭は元父親の散財癖で常に食うにも困ってる世間的には貧困層と言っても差し支えないバブルの恩恵すら体感したことの無いとにかく貧しい家庭だった。

全世帯中流かそれ以上にする政策に逆行するどこの貧困国の家庭ですか?

娘がデブじゃないと嫁にすらいけないような国もあるけど残念なことに大日本帝国昭和末期の話です。

父親はいわゆるデブ専でむちむちふっくら=美人のタイプだった。

蛇鬼が父親なら私は蛇柱伊黒の立ち位置だ。

どんどん享受される食物に母親は抵抗してたけど食べるの大好きだからむちむちにさせられた。

いつか喰らうその日まで生かしてやろう、たたそれだけのために。

なんとなく親近感のある生い立ちにメリーバットエンドでも彼らは救いがあった。

私には救い出してくれた先代煉獄もいない、仲良しの幼なじみ杏寿朗もいない、もちろんすべての救い手だった炭治朗も戦うヒロインねずこもいない。もちろん私にとっての甘露寺も

これは機能不全で毒親それの象徴のような父親のもとにに生まれそれでも抗おうとした後天的に巫女の素質持つ孤独な魔法使いの私の物語


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です